自分のために、誰かのために

のびのび生きてくために書いてます。

◯◯しちゃいけないー置き換えー

今、全てを置き換える

 

問題を起こしていい

問題児になっていい

迷惑をかけていい

失敗していい

我儘を言っていい

我慢しなくていい

いい子でいなくていい

頑張らなくていい

貧乏でも高い料理を頼んでいい

欲しい物は我慢しなくていい

自分のことは自分で何とかしなくていい

甘えていい

頼っていい

働かなくても食べていい

 

そう、それでいい

子どもの頃ー置き換えー

今全てを置き換えてみる


たくさんたくさん気を付けなくていい

お皿を割ってもいい

食べ物や飲み物をこぼしてもいい

家を汚してもいい

物を壊してもいい

大声を出してもいい

家の中で走り回ってもいい

行儀良くしなくてもいい

いっぱいいっぱい我慢しなくていい

寂しかったら寂しいって言っていい

欲しい物があったら欲しいって言っていい

やりたくない事はやりたくないって言っていい

やりたい事はやりたいって言っていい

何で?って思ったら聞いていい

おかしいと思ったらそう言っていい

泣いて駄々をこねていい

わがままを言って困らせていい

 

そう、いいんだよ

何しても、何やっても、何言っても、

いいんだよ

あなたを縛る鎖は、もう無いよ

子どもの頃

お母さんが大好きだった

お母さんに幸せでいて欲しかった

いつも笑っていて欲しかった

泣いていて欲しくなかった

それから

お父さんを怒らせたくなかった


だから

たくさんたくさん気を付けた

お皿を割らないように

食べ物や飲み物をこぼさないように

家を汚さないように

物を壊さないように

大声を出さないように

家の中で走り回らないように

行儀良くしているように


たくさんたくさん我慢した

寂しくても寂しいって言わないように

欲しい物があっても欲しいって言わないように

やりたくない事をやりたくないって言わないように

やりたい事をやりたいって言わないように

何で?って思っても聞かないように

おかしいと思っても言わないように

泣いて駄々をこねないように

わがままを言って困らせないように


家の中でいつも気を張って緊張していた

だからずっと肩に力が入っていて

いつもカチコチに凝っていた

けれどそれは私には普通のことだったから

高校の時保健室の先生に指摘されるまで

自分の肩が凝っていることにさえ気付かなかった

 


お母さんはお父さんのことで

すでに困ってたし悩んでたし泣いてたから

私のことで

困らせたり悩ませたり泣かせたくなかった


だけど小さい子供だったんだから

もっと困らせたり悩ませたり泣かせても良かったのかもしれない

〇〇しちゃいけない

お母さんは弱い人だから

私が守ってあげなきゃ

助けてあげなきゃ

支えてあげなきゃ

 


一番上のお姉ちゃんの非行(万引き、キセル乗車、チャリ窃盗でお母さんが店や警察に呼び出されたり、度々無断外泊して連絡取れなくなったりしてた)ですでに家の中は大変だから、

私まで余計な心配かけちゃいけない

 


私の成績がいいとお父さんの機嫌がいい

そうすると、お母さんも家の中も安全

だから私は勉強をがんばろう

 


問題を起こしちゃいけない

問題児になっちゃいけない

迷惑をかけちゃいけない

失敗しちゃいけない

我儘を言っちゃいけない

我慢しなきゃいけない

いい子でいなきゃいけない

頑張らなきゃいけない

貧乏だから高い料理を頼んじゃいけない

欲しい物は我慢しなきゃいけない

自分のことは自分で何とかしなきゃいけない

甘えちゃいけない

頼っちゃいけない

働かない者は食べちゃいけない

 


中学生の頃、何で私はあんなに勉強してたんだろう?

親に強制されたわけじゃなくて、自分で選んで1年生から塾に通ってた

部活が終わった後、週3回自転車で20分かけて塾へ行き、夜10時過ぎくらいに帰って来てた

面倒臭い日もいっぱいあった

同じ部活の友達が塾も一緒に行ってたから、だから続けられたのかな

3年生の受験の時は、毎日深夜2時くらいまで勉強してた

何でそんなに?

 


勉強は頑張れば頑張った分だけ結果が出て嬉しかったのもあるけど、最後の方はずっと「受験が終わればもう勉強しなくて済む」って思ってやってた

だから学区トップの高校に受かった途端、全く勉強しなくなって、赤点取ったり、大学受験の時は頭悪くなり過ぎてて大変だった

 


私は、勉強したくてしてたんじゃなかったんだな

自分のためじゃなくて、家族の、家のために勉強してたんだ

 


お父さんの機嫌の良い時間が、少しでも長くなるように

それによってお母さんが穏やかでいられる時間が、少しでも長くなるように

家の中に戦争が起きてない時間が、少しでも長くなるように

 


そのために一生懸命勉強をして、家の中でのいい子を、優等生を演じて

でもそんなの本当の自分じゃないから、3年間で力尽きちゃったのかな

あと、私が高校に入る頃にはお姉ちゃんはもう家を出てたから、家の中で優等生を演じる必要がなくなってたのかな

 


自分のために生きられなくて、お母さんのため、家族のために生きてた中学生の私

だからすごく辛かったし、時々学校行ったふりして公園で過ごしたり、頻繁に死にたいと思ってたのかな

 


小学生の私のしんどさはもう理解してたけど、中学生の私のしんどさには今初めて気が付いた

私の知らない私が、まだ居たんだ

 


自分のために生きられてたら、中学生の私は何をしたかったのかな

どんな風に生きたかったのかな